エクステリアの木選びで失敗!

家にたどり着くまでの癒しの空間。それがエクステリアです。癒しの空間にするために、自分の好きな木や植物を植えたいと思うのは当然のことなのですが、選ぶ木によっては少々注意しなくてはならにことを身をもって体験しました。

青梅市の工務店で建てた我が家も家族に好きな木を植えようと、いろいろと話しあった結果、大きい木や中くらいの木、小さな木などバリエーションを豊かにし、季節に応じて楽しめるエクステリアを希望し、千葉でエクステリア工事を依頼しました。大きな木は時間はかかるけれども、こどもと成長する姿のようでぜひとも取り入れたかったのです。特に、日本の春といえば、桜!です。桜の咲く時期を楽しみにしながら過ごす冬は、きっと寒くても心温まる時期なるだろうという気持ちもありました。私の強い希望により、春を代表する大きな木は桜と決まりました。
しばらくして、桜は大きな木に成長したのですが、ある年の春、毛虫が大発生しました!

花は好きだし、植物も大好きだし、虫もそこそこ耐えられる私ですが、毛虫だけは大っ嫌いでしたから、もう、毛虫がそこかしこにいることがショックでした。夫は、毛虫をみつけては足でふみつけていましたが、エクステリアの地面の色が少々明るめのレンガの色だったので、そのふみつけた毛虫の残骸がとても目立つのです。毛虫は踏みつぶすことに反対はしないのですが、その地面の汚さは見る事ができませんでした。癒しの空間が、一気に逃げたい空間に変わってしまいました。

さらに、追い打ちをかけるように、その時期くらいに子供が体をかゆがるようになりました。幸い、今までそのようなことがなかったので、体調がわるいのかな?と思っておりました。心配になり病院につれていくと、毛虫の影響が発覚しました。まったく毛虫に知識がない私は、毛虫をからだにつけてもいないのに、なぜ、毛虫の影響なのか理解できませんでした。お医者さんによると、直接さわることがなくても、毛虫の毛には毒があってその毛が空気中に浮遊し皮膚につくと痒くなるのだそうです。まさに、毛虫大発生の家のエクステリアが原因だったのです。

エクステリアは、毎日通る場所なので、毛虫が大発生してしまうと通れなくなってしまいます。
もちろん、対策をして翌年は毛虫大発生は免れましたが、毎年心温まるどころが、外にでられるだろうかという心配になってしまいました。
エクステリアに選ぶ木はその後の成長や、害虫などもよく理解したうえで植える事をおすすめします。